法人営業と個人営業

法人営業と個人営業
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誰に営業する?

営業には企業や官公庁、団体を対象に取引を行う「法人営業」と、個人とお取引を行う「個人営業」がります。営業する対象が違う事で、そのやり方は全く違った営業手法になります。
法人営業はBtoB(Business to Business)とも言われ、会社対会社で良好な信頼関係を保ちながら、長期間継続的に取引の発生を繰り返します。商品やサービスを提供したら、その会社の予算から代金をいただきます。
個人営業はBtoC(Business to Consumer)とも言われ、一個人との取引となり、代金をいただくのは個人の方からになります。(今はほとんど見られなくなりましたが)以前は訪問販売という形で、一般家庭に飛び込みで訪問し、玄関先で商談や契約をする営業がたくさんありました。

どっちが大変?

法人営業と個人営業、それぞれに大変さや面白さがあります。
法人営業は、企業間の取引という色合いが強いため、一定期間発注担当者との信頼関係を保ち、継続的に受注を繰り返していきます。企業の規模が大きいと、膨大な量のお仕事を発注され、業務量に押しつぶされそうになりながらなんとか取引を継続していくケースもあります。しかし、毎回新規の顧客を開拓する必要はないので、発注担当者との信頼関係が保てれば、比較的販売に関するスキルがなくても取引は継続していきます。私が携わる広告業も法人営業の取引が多い業種です。
一方、個人営業は、一個人を相手に取引するため、顧客である目の前の方の趣味嗜好や性格、生活スタイルに合わせたきめ細かい営業活動が求められます。生命保険やハウスメーカー、カーディーラーなど、顧客が仕事をしていない夜間や土日祝祭日の対応が必要になる業種も多いです。また、(アフターフォローをするとはいえ)一生に一度だけ販売するスタイルの高額商品を扱う業種もあります。しかし、営業個人に顧客が付くという意味で、独立のしやすさや高額な個人インセンティブという魅力もあります。

どういう人が向いてる?

人が好きで、人とのお付き合いそのものが楽しい人、また、自分自身のキャラクターを前面に出して顧客と付き合うスタイルや、実績に比例した報酬を得たい人は個人営業が向いていると言えます。また、自分のペースで仕事をしたい人や個人の販売スキルに地震のある人も個人営業向きでしょう。
一方、人付き合いだけではない要素やチームで協力しながら仕事をしたい人は、比較的法人営業が向いていると言えるでしょう。ただし、法人営業も人と人の信頼関係がベースにありますので、顧客と誠実に付き合う事が必要なのは言うまでもありません。
どちらにせよ、まずは自分が販売したい商品やサービスからそれを提供する業種を選ぶ事が優先事項となりますが、その業種が法人営業なのか個人営業なのか?またはどちらにも該当するのか?もイメージする事で、自分に合った営業スタイルを見つける事が出来るでしょう。

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